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自分の村の自然と山仕事の紹介などをしています。


by orbsmith
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7/30 松を運ぶ

切った松を運ぶ仕事をしました。
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機械はこれです。
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ワイヤーを伸ばして
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木の先に引っ掛けます。
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操作レバーです。
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ウインチです。
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滑車を通してウインチを巻き取ります。
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こうやって松を積んでいきます。杉やヒノキも同じ要領。
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松を最大まで積んだので土場まで運びます。
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松を運ぶ時に、その松を加工する人が一緒についてきた。降ろす時の手伝いをしてくれるようだ。
悪い人ではない。何か気に触ることを話しかけてくるわけでは無いけど、俺の病気のことを知らない人と二人きりになるだけでストレスだ。運搬車は速度が遅いので時間がかかる。
ようやく土場に着いたけど、仕事の段取りを知らないので機械のそばにいたままでいる。離れてくださいと言うだけでもストレスになる。
固定していたウインチをはずすと一人で勝手に松を降ろそうとする。
杉やヒノキのような円に近い形のものでも二人で両端を持って一緒に降ろさないと安全に降ろせない。松はゆがんでいるからまっすぐ落ちないから余計危ない。
一人で端を押して降ろそうとするから、松が斜めにゆがんで手を挟みそうになった。
頭の中で混乱が始まった。仕事の手順を教えればいいのだが、普段から山仕事をしない、それも年上の人に教えるのもどうかと思ってしまった。
仕事を教えられない人と一緒に仕事をするのは危険で不安だと思ってしまった。
まだ松は残っている。またこの人と一緒に松を降ろすのは嫌だと思ってしまった。
上手い言い訳を考えて、仕事の要領を知っている人と代わってもらえばいいのだけど、不安が思考をさらに混乱させた。この人に対する拒否感が増大した。人に対する拒否感が仕事に対する拒否感に繋がる。頓服の薬は仕事が始まってまもなく用心のためにすでに飲んでいたのでもう飲めない。
その人が先に戻って自分から離れたところを見計らって、父親に電話して帰らせてもらう。
仕事が続かない。我慢ができない。そんな自分が嫌になる。
自己嫌悪が始まると落ちるまでは一気に急降下だった。
by orbsmith | 2005-07-30 18:25 | 山仕事